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はじめに

夏が終わり、秋の訪れを感じる頃になると、エアコンの夏じまいの時期が到来します。エアコンは一年を通して活躍する家電製品ですが、夏の暑い日々に大活躍したあとは、適切な手入れをしないと次のシーズンに支障をきたす恐れがあります。そこで本日は、エアコンの夏じまいにおける送風運転の重要性と、その他の手入れポイントについて詳しく解説していきます。

送風運転の役割

エアコンの夏じまいにおいて、送風運転は欠かせない作業です。送風運転とは、温度調節をせずに室内の空気を循環させる機能のことで、以下のような役割があります。

内部の乾燥

夏の冷房運転を終えたエアコンの内部には、結露した水分が残っている可能性があります。この水分が放置されると、カビの温床となってしまいます。そこで、3〜4時間の送風運転を行うことで、内部の水分を完全に乾燥させることが重要なのです。

一部のエアコンには、運転停止後に自動的に内部を乾燥させる「内部クリーン」や「内部乾燥」といった機能が搭載されています。こうした機能を適切に活用することも、カビ対策に効果的です。

カビの抑制

夏の終わりから冬にかけて、エアコンをしばらく使わない期間が発生します。このとき、送風運転で内部の湿気を取り除いておけば、カビの発生と繁殖を効果的に抑制できます。

また、長期間使用しない場合でも、月に1回程度の送風運転を行うことで、カビの成長を最小限に抑えられます。

電気代の節約

送風運転は、冷房運転や暖房運転に比べて電気代がかからないため、夏の節電対策としても有効です。特に帰宅時に窓を開けて送風運転を行い、室内の熱気を外に逃がしてから冷房を使うと、より効率的に冷やすことができます。

運転モード 電気代の目安
送風運転 1時間あたり約5円
冷房運転 1時間あたり約30円

その他の夏じまいポイント

送風運転に加えて、エアコンの夏じまいには以下のような作業も欠かせません。

フィルターのお手入れ

夏の間に溜まったホコリやチリ、ペットの毛などを取り除くため、エアコンのフィルターを掃除機で吸い取るか、水洗いして乾燥させる必要があります。フィルターが汚れていると、エアコンの運転効率が低下し、電気代の無駄にもつながります。

キッチン周辺に設置されたエアコンは、調理の際の油分が付着しやすいため、中性洗剤に浸してしっかりと洗浄することをおすすめします。

本体の拭き掃除

手の届く範囲の本体表面を、中性洗剤を含ませた布で拭き掃除します。特に吹出し口やフラップ、通風路など、汚れが溜まりやすい場所は念入りに行いましょう。

エアコン内部の分解掃除は、専門の業者に依頼するのが安全です。自分で行うと誤って故障の原因になる可能性があるためです。

暖房機能の確認

夏じまいと併せて、冬の暖房運転に備えた試運転も行いましょう。この際、暖房機能に異常がないかをチェックし、室外機の周辺も片付けて温度が上がりやすい環境を整えます。

リモコンの電池も交換しておくと、冬に電池が切れて困ることがなくなります。

まとめ

エアコンの夏じまいでは、3〜4時間の送風運転を行い内部を徹底的に乾燥させることが最も重要なポイントです。これによってカビの発生や繁殖を抑制し、次のシーズンに備えることができます。また、フィルターのお手入れや本体の拭き掃除、暖房機能の確認なども欠かせません。

夏じまいの作業は手間がかかりますが、適切に行えば翌年の快適な過ごし方につながります。エアコンの性能を長く維持するためにも、夏じまいは欠かせない大切な作業なのです。

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