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はじめに

ドラム式洗濯機は便利な家電ですが、適切なメンテナンスを怠ると早期劣化や故障の原因となります。そこで今回は、日立製のドラム式洗濯機の分解掃除方法について、詳しくご紹介していきます。自分で分解掃除を行えば、洗濯機を長く使えるだけでなく、清潔で快適な洗濯環境を維持することができます。

分解前の準備

分解作業に取り掛かる前には、適切な準備が不可欠です。作業の安全性を確保し、スムーズに進められるよう、事前に周到な準備を行いましょう。

必要な工具

分解作業には様々な工具が必要となります。ドライバー、ペンチ、ニッパーなどの基本的な工具に加え、ドラム式洗濯機の分解に特化した専用ツールも用意しておく必要があります。準備万端にしておけば、作業中のトラブルを防ぐことができます。

分解に欠かせない工具の一例をご紹介します。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ペンチ
  • ニッパー
  • ドラムリフター
  • ピックアップツール

安全対策

分解作業には潜在的な危険が伴います。感電や水漏れ、破損などのリスクを最小限に抑えるため、適切な安全対策を講じる必要があります。作業手順書を用意し、一つひとつの手順を丁寧に確認しながら進めましょう。また、保護具の着用も怠りません。

安全対策の具体例は以下の通りです。

  • 電源コードを抜く
  • 給水ホースを外す
  • 排水ホースを外す
  • 保護メガネとマスクを着用する
  • 作業手順書を用意する

分解スペースの確保

ドラム式洗濯機の分解には広い作業スペースが必要となります。安全に作業ができるよう、周囲に十分なスペースを確保しましょう。また、作業中に落下や転倒によって機器が破損しないよう、柔らかい布など適切な保護材を敷き詰めるのも良いアイデアです。

分解スペースを確保する際の注意点は以下の通りです。

  • 広さに余裕を持つ
  • 落下防止の保護材を敷く
  • 周りの障害物を取り除く
  • 適切な照明を確保する

分解の手順

準備が整えば、ようやく本番の分解作業に取り掛かれます。ここからは、日立製ドラム式洗濯機「BD-V5400」を例に、分解の具体的な手順をご説明します。

外装パーツの取り外し

まずは、洗濯機の外装パーツから取り外していきます。洗剤ケースや乾燥フィルターなどの取り外し可能なパーツから始め、徐々に内部に向かって進んでいきましょう。この作業には、ドライバーやペンチなどの基本的な工具が必要となります。

外装パーツの取り外し手順は以下の通りです。

  1. 洗剤ケースを取り外す
  2. 乾燥フィルターを取り外す
  3. 前面パネルを取り外す
  4. 背面カバーを取り外す

内部パーツの分解

外装パーツを取り外したら、次は内部パーツの分解に入ります。この作業には専用の工具が必要となる場合があるので、注意が必要です。また、配線の取り扱いにも細心の注意を払いましょう。

内部パーツの分解手順は以下の通りです。

  1. 乾燥フィルターケースを取り外す
  2. ドラムを取り外す
  3. 内部配線を外す
  4. その他内部パーツを取り外す

各パーツの洗浄

分解したパーツは一つひとつ丁寧に洗浄していきます。目に見える汚れはもちろんのこと、目に見えない微細なゴミやカビ、バクテリアも徹底的に取り除きましょう。適切な洗剤を使用し、ブラシなどを使って念入りに洗浄します。

各パーツの洗浄方法は以下の通りです。

  • 水と中性洗剤で洗う
  • ブラシやスポンジを使って擦る
  • 水で十分にすすぐ
  • 乾燥させる

再組立て

分解したパーツの洗浄が終わったら、次は逆の手順で再組立てを行います。この作業も慎重に行わなければなりません。ネジの締め付けが不十分であったり、配線の接続が適切でないと、再度分解する必要が生じる可能性があります。

パーツの取り付け

再組立ての際は、分解時と逆の手順で部品を取り付けていきます。取り付け手順を間違えないよう、細心の注意を払いましょう。また、パーツが破損していないかどうかも確認が必要です。

パーツの取り付け手順は以下の通りです。

  1. 内部パーツを取り付ける
  2. ドラムを取り付ける
  3. 乾燥フィルターケースを取り付ける
  4. 外装パーツを取り付ける

配線の接続

配線の接続は、特に注意が必要な作業です。間違った接続を行うと、感電や火災の危険があります。配線の色分けや形状に注目しながら、慎重に作業を進めましょう。

配線の接続手順は以下の通りです。

  1. 配線の色分けや形状を確認する
  2. 接続部分に損傷がないか確認する
  3. 配線を正しい位置に接続する
  4. 接続部分を固定する

最終確認

全てのパーツを取り付け、配線の接続が完了したら、最終確認を行います。ネジの締め付けが適切か、パーツが正しく取り付けられているか、配線の接続が適切かなどを慎重にチェックします。

最終確認のポイントは以下の通りです。

  • ネジが緩んでいないか確認する
  • パーツの取り付け位置が正しいか確認する
  • 配線の接続が正しいか確認する
  • 水漏れがないか確認する

メンテナンス

分解掃除を行っただけでは不十分です。洗濯機を長期間使い続けるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。日頃からのお手入れが、分解掃除の間隔を延ばし、洗濯機の寿命を延ばすカギとなります。

洗濯槽の除菌

洗濯機の洗濯槽には、カビやバクテリアが繁殖しやすい環境があります。定期的な除菌を行わないと、洗濯物に臭いが付着したり、洗浄力が低下する原因となります。市販の洗濯槽クリーナーを使って、こまめに洗濯槽の除菌を行いましょう。

洗濯槽の除菌方法は以下の通りです。

  1. 洗濯物を入れずに洗濯槽クリーナーを投入する
  2. 高温コースで運転する
  3. 運転終了後、水気を拭き取る
  4. 洗濯槽を乾燥させる

槽乾燥の活用

多くのドラム式洗濯機には、槽乾燥モードが搭載されています。このモードを活用することで、洗濯槽内の水分を効果的に除去し、カビやバクテリアの繁殖を抑えることができます。洗濯が終わった後は、必ず槽乾燥を行うようにしましょう。

槽乾燥の手順は以下の通りです。

  1. 洗濯物を取り出す
  2. 槽乾燥モードを選択する
  3. 運転を開始する
  4. 運転終了後、槽内の水分を拭き取る

フィルター掃除

ドラム式洗濯機には、様々なフィルターが搭載されています。これらのフィルターを定期的に掃除しないと、ゴミが詰まり、洗濯機の性能が低下してしまいます。取扱説明書に従って、フィルターの掃除を怠らないようにしましょう。

フィルターの掃除手順は以下の通りです。

  1. 洗濯機の電源を切る
  2. フィルターを取り外す
  3. ゴミを水で洗い流す
  4. 乾燥させる
  5. フィルターを取り付ける

まとめ

以上、日立製のドラム式洗濯機の分解掃除方法について、詳しくご紹介してきました。自分で分解掃除を行うことは決して簡単ではありませんが、適切なメンテナンスを怠らず、丁寧に作業を行えば、洗濯機を長く使い続けることができます。清潔で快適な洗濯環境を維持するためにも、定期的な分解掃除とメンテナンスを心がけましょう。

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